こんにちは。きいろです。
当ページをご覧いただきありがとうございます。
※最初にお断りしておきますが、ここで紹介する投資手法は僕個人のやり方を記載するものであり、このやり方を推奨しているわけではありません。投資は自己判断と個人の責任のもと実施いただくようお願いします。
2023年1月時点の僕の投資先はインデックスファンド中心、そして基本的に「全世界株式」に対して投資しています。(基本的に、と書いたのは厳密にはそれ以外にも投資しているためです)
この結論に辿り着くまでには紆余曲折ありましたが、最終的には「自分にとって最も心地いい」投資先に落ち着きました。
ここでは、なぜ僕が株式への投資をすることにしたかについて説明させていただきます。
現在は昔に比べて、投資信託も手数料が安く良い商品が増えており、そのなかでもインデックスファンドへの投資、さらにそのなかでも米国への投資が人気になっていると思います。
僕も投資を始めたての数年間はS&P500に投資をしており、今でもアメリカが今後も伸び続けていくであろうと思っています。
ブログやYOUTUBE、ツイッターなどでインフルエンサーの方の発信を見ていると「全米(またはS&P500)か全世界に連動するインデックスファンドへの投資に辿り着けば正解」という意見が目に入ります。
僕もその意見には同意します。そのうえで僕は全世界株式への投資をすることに決めました。
ここ10年間は米国株が絶好調で平均年間リターンは15%前後(全世界は10%前後)であり、米国株に投資をする人が増えるのは頷けます。
実際、米国は過去の歴史を振り返ってみても、多少の上下やヨコヨコ相場が続いたことはあったものの、長期的には右肩上がりの成長を続けており、現在は世界の覇権国です。
さらに、GAFAMをはじめとした企業が開発した商品・技術は世界中で使用され、それらはもはやインフラ化しているといっても過言ではありません。それらの企業は全てアメリカの企業から誕生しており、これからも新たなイノベーションを起こす企業がアメリカから誕生する可能性は高いのではないかと思います。
前述のように、僕は今後もアメリカが成長し続ける可能性は高く、全米株式やS&P500に連動するインデックスファンドへの投資が最もローリスクで資産拡大できるのではないかと思っています。
そのうえでも僕は全世界株式への投資を選択しました。
その理由は「一極集中するような投資はしたくない」からです。
アメリカの企業は確かに今後も成長していく可能性が高いでしょう。さらにそのなかでも、アメリカ全体に分散するインデックスファンドに投資していれば分散も効いている。
ですがそれは「アメリカへの集中投資」をしていることに他なりません。
栄枯盛衰という言葉があるように、どんなに栄えていたものでも、いつか衰える日が来るのは歴史が証明しています。
その衰えるタイミングがいつになるかは分かりませんし、それは我々が生きている間には来ないかもしれませんが、アメリカが世界の覇権国ではなくなる日もいつか必ず訪れるはずです。
繰り返すようですが、僕個人としてはアメリカは今後数十年、おそらく僕が生きている間に関しては、アメリカは世界のトップとして成長していくのではないかと思っています。
そう思っていても、実際に未来がどうなるかはわからない。
であれば、特定の国に集中して投資するという手法は回避するのが自然、という考えで僕は全世界株式への投資を行っています。
全米への投資に比べたら、全世界への投資はリターンが低くなるかもしれない。ですがそれでも平均点は取れます。また、全世界株式にも6割ほどアメリカ株は含まれているため、アメリカの成長の恩恵は十分受けることができます。
そして、今後さらにアメリカがさらに成長するのであれば、リバランスにより全世界株式の中のアメリカの割合はさらに高まり株価もアメリカに連動して上がっていきます。
投資を始めたての頃ほど、リターンが良く調子がいい投資先に手を出してしまうものです。
アメリカは直近10年は絶好調。ですがさらに前には、のちに「株式の死」と呼ばれるような絶不調の期間もありました。話によるとその頃は誰も「米国株を買おう」などと言わなかったと聞きます。
「その頃とは時代が違う」という人もいます。ですが、今後アメリカが「今とは違う時代」に突入し長期低迷を迎える可能性がないとは誰も言い切れないのではないでしょうか。
永遠にローリスクかつリターンが高い。そんな商品があればみんな投資してみんなお金持ちになっているはずです。今だけを見て「調子がいいから」という理由でリターンのいい商品に飛びつくのは危険だと思います。
ということで、これまで書いてきたような理由から、僕は全世界株式への投資を選択しています。
これはあくまで僕個人の意見なので、この考えに賛同しない方もいるでしょう。僕自身もS&P500への投資は決して否定はしません。むしろ良い選択肢の一つなのではないかと今でも思っています。ここまでくると、もはや好みの問題なのかもしれません。
多くの人にとって、投資は今後数十年続けていくものなので、この先数十年後も安心して投資を継続できる投資先を選ぶのが最も難しく大事なことだと思います。
今回の話について『全世界「株式」への投資であれば、債券や不動産、コモディティへの分散投資になっていない、株式への集中投資じゃないか』という意見も出てくると思いますが、そこを語りだすとそれだけで1記事できてしまうので今回は割愛させていただきます。
それでは今回はこの辺で。
お読みいただきありがとうございました。
コメントを残す