ドル建てに偏るポートフォリオ回避のため円資産への投資は必要か?

こんにちは。きいろです。

最近は円安株高傾向が続いていて、僕も大いにその恩恵を受け資産を増やしているわけですが、ここ数日で為替はやや円高気味になり、162円から158円前後になりました。

それに伴い僕の資産も大きく減少することになり、もうすぐ3,000万円に到達しようという株の資産が一気に数十万マイナスとなった。

円安になるというのは額面上は資産が増えたようで嬉しいのだけど、円の価値が落ちているということは、同じお金で買えるドル建ての株が減るわけだし、今後大きく円高に触れた場合には一気に資産が減ってしまうことになる。

今後はさらに円安になる可能性が高いような気がするが、未来は誰にも分からない。

このままさらに円安が進めば資産はさらに振るし、円高になって1ドル110円とかになってしまったら資産は2/3ほどに減ってしまうことになる。

それを踏まえると、資産がドル建てに極端に偏ったポートフォリオというのもいかがなものかと考え始めている。

最近日本株は調子がいいし、今後もインフレが進み日本株も上昇していくのではないかとも言われているが、僕は基本的に日本に投資をする気にはなれなかった。

理由は単純で、人口が今後減っていくことが確実だからである。

当たり前だけど、人口が減っていくということは、何もしなければ食糧も生活必需品も買われる総量が減っていくわけだから、確実に売り上げは落ちていく。

もちろん優秀な企業は今後も成長していくだろうし、大企業などはグローバル展開に軸足を移しつつある。

ただ、これまでと同じことをやっているだけで落ちていくであろう国に投資する気にはなれない。

そういった理由で僕は全世界や米国のインデックスを中心に購入しており、結果的にドル建て資産に極端に偏った状態になっている。

投資の基本は分散だ。

投資先を会社であったりセクターであったり国であったりを分散させ、ポートフォリオも株だけでなく債券を組み入れたりするのが好ましいと言われている。

となると、通貨もいくら将来性が感じられないとしても、全く分散しないというのはリスクとなる。

特に、昨今の円高で数十万のマイナスを食らった直後であれば尚更だ。

特にFIREを意識始めた今となっては、固定収入があるうちになるべく分散を進めていきたい。

とはいえ、これまで述べてきた通り、僕は日本の将来に過度な期待を持てないでいる。

いくら分散投資が基本とはいえ、腹落ちできていない資産に投資するというのは気が進まない。

分散の他に投資の基本として、相場に長くい続ける、というものがある。

いわゆる長期運用である。

ただし自分が納得した投資先でないと、暴落した時に動揺してこれまでの投資スタイルを崩すことになってしまう。

その辺りも含め、現在少しづつ円資産への投資を始めているのだが、これは別の機会に記事にしようと思う。

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